山 行 日 付
２０００年 ９月10日（日）〜11日（月）
行 先
槍ケ岳（新穂高よりピストン）
参加者
Ｌ窪田順子
＜ 槍 に 来 た よ ＞
感 想
槍ケ岳は、８月に西穂から北穂まで行った時、その凛とした姿が間近に見えた
ので、槍までつなげたいという気持があり、今年の夏山のまとめのつもりで、１人
で挑戦しました。
何人かの人に長いよ〜！遠いよ〜！と言われ、白出沢までの長い林道歩きと、
槍平小屋までの樹林の中の登山道は南岳新道からの下りで体験済みでしたが、
それから東にルートを取る2300ｍからの飛騨沢の急なジグザグの上りのだるか
ったこと。私の好みでない上りです。先週の劒の上りと大違いで、なかなか高度
が上がりません。私の前の６人のパーティーもしょっちゅうザックを下ろして休ん
でいる姿が見えました。
飛騨乗越にやっと着いてから、もうすぐ槍に逢えると思うと急に元気が出てきました。
でも、あの凛とした姿が見えれば感動ものだったのでしょうが、鉄梯子を３本上がり、
頂上に着いても少々あっけなく、展望もなかったので、あまり感動はありませんでした
やはり山は天気に恵まれないと値打ち半減です。それもたった１人の頂上でした。
（先週の劒岳も谷さんと２人だけでした。）
＜槍ケ岳山頂にて＞
翌日は朝から雨でしたので、大喰岳、中岳、南岳を通る当初の計画は断念して、
また飛騨沢を下りる事にしました。雨でも西鎌方面も、大喰岳へ続く稜線もよく見え、
無事間違えることなく、ゲートに戻ることができました。
今回は、自分で登山口まで運転し、すべて自分の責任で行動し、成し得た事が
大きな収穫となりました。単独行は１人で真剣に山と向かい合う厳しさと、自由に
写真を撮ったり、スケッチしたり、他のパーティーと山の話を交したり等、沢山の事を
味わえました。
それと、携帯電話のお陰で、メールや電話のやりとりで沢山の仲間に応援して
もらいました。岩崎さん、谷さん、宮谷さん、盛安さん、今村さん、
応援ありがとうございました。