自主企画山行報告

富山ハイキングクラブ
２００1年

山 行 日 付

行 先

企画区分

Ｌ

ＳＬ

参加数

５月６日（日）

早乙女岳

自主企画

小川

浅野

８名

参加者

L小川、SL浅野、SP河上、柴田健次郎、細井、高田、神谷、川口

天候：晴れ

（ 標高２０５０Ｍ）
地形図２万５千「剣岳」

その他

記録

記録コメント：小川清美



　末広がり（８名）の面々に応えるに、これほどの山日和があろうか？
林道、谷川側の融雪が進み、ピッケルーアイゼンでのトラバースが無用、
例年、見頃のヤマザクラは葉桜、コット出合いまで、小又川の残雪も殆ど無い。
往路も復路も河床に人は見当たらない。

　６：００上市役場発、６：３０小又川出合い着、
出合いから林道を約２００米進めた砕石場付近，通行止表示の道路端に駐車。
６：４５発近くの小雪渓デブリを直登し標高差１５０米を稼ぐ。
７：４０予定より３０分速くコット谷出合いに着く。７：５０一谷出合い。
８：４０最後の水場で清涼。９：３０鞍部直下（１２５０）のキツイ登りから、
雪の腐りも考慮してアイゼン装着で登攀。

　１０：００鞍部（１５００米）、大熊谷から大熊山を経由して早乙女を目指す
４人の若者スキーヤ―と出会う。１０：１０尾根筋の平なところ、１５２０米で一服、
大熊、毛勝３山、赤谷山、剣のマッチ箱もはっきり、ブナ鞍後方に後立山連峰遥か、
西は、鍋冠、高峰、大辻と続く峰々。１０：４０高度計で１６７０米、文登研の小屋を
臼越山からの尾根鞍部直下，１４００米に見る。ここからは登りがキツイし雪も緩い。
１１：１５　ピーク１７８５米の左１８００米。

　１１：４０頂上、１０：５０約２００米大日筋に進み、紅白ペナントが結わえてある
常緑樹を風避けにして昼食。東に剣の全容、雪屁が張出して連なる大日、南東に薬師、
眼下に弥陀ヶ原、眼前に迫る桑崎の山々が加わる。大日へは、雪屁から遠く離れて樹林
帯沿いに足跡を見るが、前大日に向けては見当たらず。

　１２：３０無理のないように、小又出会いへの直行に発つ。
頂上付近に我々をコット谷から追尾した３人組がスキーを立てている。
１３：１０鞍部、１３：５０　水場、１４：１０一つ谷出会いで、緩んだ雪面での後ずさり
軽減に効能あらたかであったアイゼンを外す。
　１５：２５　デブリを急降下せず、林道沿いに廻り道して、駐車地点に着く。
１６：００役場。
（以上、小川、正規な記録、感想は、それぞれ、神谷、高田の両氏に委ねる。）