富山ハイキングクラブ (会企画)
大猫山 （２，０７０m）
２０１６年 ７月１０日（日） 晴れ
＜参加者５名＞
L新田（写真・会計） SL仲井（医薬品） 松田（車・感想） 堀田（記録・ツエルト） 蔵川(双嶺山の会)
＜コースタイム＞
事務所４：３０→上市町役場４：５５→馬場島P（ゲート前）５：３５→ブナクラ取水堰堤（登山口）６：１５→１４００ｍピーク７：２０→
大猫平９：２０→大猫山（昼食）１０：３０～１１：２５３０→大猫平１２：００→ブナクラ取水堰堤（登山口）１４：３５→馬場島P（ゲート前）１５：１０→
上市町役場１６：００
コメント＜コメント＞
登山口から大猫山山頂までの登山道は、急登の連続で木の根がはびこっており大変滑りやすいため、油断すると大事故につながりやすい。
晴天に恵まれたため、途中の休憩時や山頂では剱岳の絶景を見ることができた。中山から見る剱岳とは違い、池ノ谷や仙人谷の雪渓を間近で
見られたことに感激した。（堀田）
＜感想＞
中山の対面にみえる大きな山が大猫山、私も長年登頂したいと思っていたところ 今回企画があり参加しました。
この企画は調子がよければ更に猫又山２３７８ｍまで登りブナクラ峠経由で登山口まで戻る１０時間コースを含む
案も含まれています。
資料によれば大猫山は標高差１１９２ｍ平均斜度３２度の急こう配の難易度の高い山で標準時間は往復７時間３０分と
なっています。
４時３０分に事務所で新田リーダー、仲井さんと出発。上市町役場で堀田さん、蔵川さんと合流し５名での山行になった。
馬場島駐車場を左に曲がり１キロでゲート、ここで車を降り３０分歩く。天候は良くさわやかな登山日和となる。
６時１５分に登山を開始するといきなり急登が続く。９０分で１４００ｍピーク着。 振り返ると劔岳の大きな山容が見える。
①登山口 ②急登をロープで
③振り返ると剱岳
ここから１８００ｍの大猫平までにいくつかの難所がある。一枚岩の壁をロープで渡り、岩や草木につかまり登る岩場や
気の抜けない登りが続く。
９時20分に大猫平に着くとここは別天地の風景となる。大日、劔の北西面の荒々しい山容や赤谷山が間近にみえる。
草原はニッコウキスゲ、チングルマ、タテヤマリンドウ、イワイチョウ、ハクサンコザクラで花盛り、そして池塘と辛い登りを
忘れる風景が続く。ここからは大猫の山容が見える。のこり２００ｍの急登を登り尾根に付く。
④大猫平は別天地 ⑤目の前が大猫山
右に曲がり３００ｍ歩くと小さな地蔵さんのあるところが大猫山山頂。１０時３０分に到着したがメンバーの疲れ具合により
猫又山へは行かないことにした。天気はよく３６０度の展望を楽しむ。劔御前、別山、劔、北方稜線、鹿島槍南峰、北峰、
五竜、そして猫又、釜谷と見飽きない光景。ゆっくりの休憩をとっている間に雲がわき山は見えなくなってしまった。
１１時３０分に下山開始。下りは更に危険度が増す。滑ったり、転んだり、３時間気の抜けない下りであった。
途中単独行３名 大猫平には小学生２人の家族連れがお弁当を食べていた。３時間で無事登山口に着いた。
⑥剱岳をバックに ⑦お地蔵さんと
車道を４０分歩き駐車場に着くと仲井さんから冷えたコーラーを各一本づつの差し入れがあり乾いた喉を潤し
大変美味しかった。（松田）